変形するシェードが創り出す2種類の光
シェード部分が変形可能となっており、 光の放射範囲を変化させることができる。シェドが聞いた状態では均一に光を放出し、閉じた状態では水平方向に対しての光を抑える。生活のシーンによってこれらの光を使い分ける。例えば、家族や友人との団らん時と、ソファに座り疲れを癒している時では求められる光は異なるはずである。団らん時にはシェードを開き、程よい間接光で空間を演出し、1人でくつろぐ時にはシェードを閉めて、目に直接入る器具からの光を遮断できる。
シザース機構を用いたシェードのデザイン
UZUの最大の特徴は1つの電球で複数の照明効果を生み出せることである。これを実現するには物理的な機構が必要になる。そこでシザース機構という変形機構を用いたシェードの構造を考えた。この機構を採用することでシェードを構成するルーバーを全て同時に動作させることができ、スムーズな変形が可能になる、また、不快感を与えるような眩しさを抑えるためにルーパーの形状を工夫し、シェードを開いた状態でも電球が直接見えない仕組みになっている。