KANOHARI 齋藤碧

産業シーズを活用した製品開発とブランディング方法の研究


技術力を活かすBtoC製品開発
日本には高い技術力を持つ中小企業が数多く存在している。しかし多くはBtoBでの取引を主とし、一般にはその存在や価値が認知されにくい状況がある。今日では、自社の技術を活用したBtoC製品の開発を行うことで価値をわかり易く伝え、社会的な認知度を高めつつ、主体的なビジネスの確立を模索する活動が盛んとなっている。こうした活動においては、デザイナーと共同で製品開発を行う機会が多く存在し、意匠性の高い製品が販売されている。


アロマディフューザーの開発とブランディング
新光硝子工業株式会社と富山県総合デザインセンターとの産学官共同研究として、同社の強みである曲げガラス加工と、サンドブラスト加工を組み合わせたアロマディフューザーの企画・開発を行う。同時に、販売方法の提案やロゴタイプ、パッケージ、カタログなどのデザインを行う。これら産業シーズを活用したBtoC向け高付加価値製品を通して、企業イメージを高めることで自立したビジネスのためのブランディングデザイン方法を模索する。


Material:
ガラス

Dimensions:
アーチタイプ  W180 × D70 × H20 (mm)
  ウェーブタイプ W180 × D70 × H20  (mm)