uraomote 鈴木伶奈
刺繍の“表裏”が生む光の模様
刺繍とその表裏の関係に着目し、点灯時に裏側の糸がつくる
模様が浮かび上がる照明器具の制作を行った。消灯時には
表の模様のみが見えるため、異なる2つの表情を楽しむことが
できる。刺繍は通常、表側が注目され、裏側はほぼ意識されない。
しかし刺繍の制作時には裏側に注意を払いながら縫う事が表側を美しく仕上げる鍵となる。
このように、刺繍には表と裏の関係が深く関わっており、そこには新たな可能性が秘められていると考えられる。
刺繍の照明キット
照明器具を手作りキットとして提供し、
ユーザーが自分だけの光のデザインを創作できる体験を提案する。
キットは制作物のサイズに応じて初級・中級・上級の難易度を設定し、幅広い
ユーザーが楽しめるよう工夫している。完成品の表面は同じでも、
点灯すると刺繍の裏側に施された糸が個性豊かな模様を浮かび上がらせる。
この模様は、制作者が自由に針を刺す順序を選ぶことで変化し、
作品ごとに異なるユニークな表情が生まれる仕組みとなっている。
Material:
ワーロンシート 、刺繍糸 、PLA樹脂 、LED照明 他
Dimensions:
初級 : W110 × D110 × H136 [mm]
中級 : W165 × D165 × H298 [mm]
上級 : W165 × D165 × H558 [mm]